木材用塗料を使う時のポイント、知っていますか?

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木材用塗料

自宅のウッドデッキの色がくすんできたり、ペンキが剥がれてきたりすることはよくあることです。もちろん、その程度なら塗装業者に頼むのも大げさなので、休日に自分で塗装をしようと思いつく人も多いのではないでしょうか。

ただし何分にも素人なので、どのような塗料が適しているのか分からないという方もいらっしゃるかもしれませんね。ここではそんなDIYの際に、木材塗料の選び方や塗るポイントなどについてご紹介いたします。

木材用塗料には2種類ある

浸透タイプ

浸透タイプというのは、木材の内部に有効成分が浸透することによって、木材の内側から効果を発揮するというものです。その大きな特徴は、塗装後も木目が見えるので木目の美しさや風合いを失わずによりナチュラルな美しさを楽しむことができます。

また木材の外側を塗装するタイプではないので、塗装面が所々剥がれ落ちて醜くなるということがありません。ただし、保護成分の効果を持続させるためには定期的な塗り替えが必要になります。その代り、塗り替えの際に下地処理などは必要ありません。

造膜タイプ

造膜タイプは、浸透タイプとは対照的で塗装をすることによって、木材の木目や自然な美しさというものは一切隠れてしまいます。その代わり木材の表面に塗装膜を作るので、紫外線や雨・害虫や菌などの外敵から木材を守ることができます。

ただし、テーブルや椅子・ウッドデッキなど人が歩行したり手で触れたりする物に対しては、塗膜が剥がれ落ちやすくなります。そのため、人が歩いたり手で触れたりしない物に対して効果を発揮する塗料だといえます。

木材塗料を選ぶポイント

住居内で塗料を使用する場合

住居内にある家具や壁面などに塗装をする際には、まずもって重要なことは健康上の問題がない塗料を選ぶことが重要です。従って、有害な化学成分が含まれていない水性タイプの安全性の高い塗料を選ぶことが大切です。

また、やたらに臭いがキツイという塗料もあります。とくにリビングやキッチンなどの家具には、臭いがあるのとないのとでは雲泥の差があります。ちなみに塗料の中には、食品衛生法や学校環境衛生基準などに適合した塗料などがお勧めです。

屋外で塗料を使用する場合

屋外の外壁や屋根などは、常に太陽光や風雨にさらされることになります。

そのため、何よりも耐候性に優れた塗料を選ぶことが大切です。また木材というのは、金属とは違って虫に食われやすかったり腐りやすいという性質があります。

そうなると、耐候性と共に防腐・防虫効果の高い塗料を選ぶということも大切です。そうした塗料を選ぶことで、塗装面の内側にある木材本体の劣化をも防ぐことができるようになります。こうした塗料に関する知識は、ホームセンターなどの量販店よりも塗料専門店のほうがより詳しくアドバイスを受けることができます。

実践編:木材塗料の使い方

塗料を塗る前の下準備

塗料を塗る前には、塗装面のゴミやホコリを十分に取り除いておく必要があります。また塗装面が汚れている場合には、雑巾などで水拭きすることも大切です。その代り水拭きをする場合には、塗装面が十分に乾いてから塗装をするというのがベストです。

万が一、水分を含んだ状態で塗料を塗ってしまうと、塗料と素材との密着性が薄れてすぐに塗料が剥がれてしまいます。それから、天候などにも注意する必要があります。もし、塗っている最中に雨が降ってきたら水の泡です。

薄め液の使い方や二度塗りにも注意が必要

通常の場合、缶に入った塗料をそのまま使うということはありません。水や薄め液を使って塗料を希釈するというのが一般的です。ただし、これらを使用するのはあくまでも塗りやすくするためです。量を減らしたからといって塗料の耐久性が高まるということはまずありません。

また塗装の際には、一度塗りではなく二度塗りというのが一般的です。一度塗りだけだと色ムラが激しかったり、塗料が薄かったりすることがよくあります。ただし一度塗りの後、十分に乾かしてから二度塗りをするようにしないと効果が弱まってしまいます。

まとめ

作業前というのは念入りに準備をするのですが、後片付けに手を抜きやすいのです。例えば、刷毛は水性塗料であれば水、油性塗料であれば薄め液で十分に洗っておかないと、次回使う際に刷毛が固まって使えなくなってしまいます。

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